縁甲板より幅の広い板のことで板の間や玄関などで用いられてきた。
厚さは18mm以上が基準で、40mm程度のものまでつくられている。幅
方向に材が動けるようにしておかないと板割れが起きるので、吸付
き桟[すいつきざん]やかすがいを使って納めるとよい。
縁甲板より幅の広い板のことで板の間や玄関などで用いられてきた。
厚さは18mm以上が基準で、40mm程度のものまでつくられている。幅
方向に材が動けるようにしておかないと板割れが起きるので、吸付
き桟[すいつきざん]やかすがいを使って納めるとよい。
幅80~120mm、厚さ15~18mmの板の長手方向の両側を本実加工したもの。廊下や部屋の板床材として使用されるほか、壁や天井に張られることもある。
最も種類の多いフローリングで、三層フローリング、複合プライフ
ローリングなどがある。表面はナラ材が多く、長さ1818×幅303×
厚さ12mmのものが普及している。
単一の層の断面をもつフローリング。ムク材を用いたムクフローリ
ングや、表面が寄せ木状になっているFJLタイプ、一間ものでジ
ョイントのないOPCタイブなどがある
幅広のフローリング。基本的に受注生産で、長さ4000×幅900×
厚さ15mmのフローリングパネルと呼ばれるものなどがある。主に店
舗で使用される。
表面単板の厚さが2mm以上ある、一見ムク材に見えるフローリング。
1枚ずつ木目が異なり、単層フローリングと見分けがつかないもの
も出現してきている。
電気、温水、蓄熱など各方式の床暖房に対応した複合フローリング。
ただし、床暖房に対応したものでも、床暖房の熱によって材に割れ
や反りが生じることがあるので要注意である。
表面に竹材を使用した複合フローリング。通常の一間タイプのほか
に、300、450、600mm角のフローリングパネルもある。竹フローリン
グはやや滑りやすいため、使用個所を考慮する必要がある。
コルクを原料とした床材。多くは熱などを加えて圧着しているので
身体に安全な材料であるコルクの素材は樫の木の皮。この木は、皮
が厚く長命な常緑樹で、立木を枯らさない程度の皮を同じ木から周
期的に剥ぎ取ることができ、全体で年間約50万トンも生産できる。
このことから、環境に優しい製品として脚光を浴びている。
畳表が七島藺[しちとうい]でできた縁なし畳で、普通の畳よりも
ざっくりとした風合いをもつ。耐久性が高く、かつては道場の畳に
よく使われたが、最近は住宅でも好んで採用される。