仕上げ材の反りや暴れなどを防ぐために、表面材の裏側に、もう一
層材料を張ること。一般的に合板などが用いられる。床仕上げなど
の場合、コンパネを捨張りにする場合などがある。
仕上げ材の反りや暴れなどを防ぐために、表面材の裏側に、もう一
層材料を張ること。一般的に合板などが用いられる。床仕上げなど
の場合、コンパネを捨張りにする場合などがある。
床仕上げに限らず、仕上げ材を張る場合、下地を張らずに直接仕上
げる工法。主にカーペットを張るときに使われ、接着工法とも呼ば
れる。カーペットの場合、床の全面に直接接着剤を塗布し、カーペ
ットを床面に全面圧着する。
現場で打放しした鉄筋コンクリートの床の上にフローリング、ビニ
ルタイルなどの仕上げ材を直接張る工法。ただし、コンクリートそ
のままでは下地にならないため、厚さ15~20mmの均しモルタル[な
らし-]で平面に均す必要がある。
土間やコンクリートスラブの上に木造の床を組む場合の工法で、半
割りの大引の上に根太を打ち付けるもの。二重床のような床下の空
間はできない。
床の衝撃音や振動音を遮断するために、床とコンクリートスラブな
どの構造体との間を防振材で絶縁する床の工法。
大引や根太などで組まれた乾式の床のこと全般を指す。二重床構造
とも呼ばれる。
敷き詰めカーペットの最も一般的な工法。施工の際にフェルトなど
クッション材を用いる。敷き込む部屋の周囲に木製のグリッパーエ
ッジを打ち付け、カーペットを引き伸ばし、逆目のピンに差し込ん
で留め付ける。カーペットの端は壁とグリッパーエッジの隙間に差
し込む。
カーペットで中敷きや部分敷きをする場合、床を傷付けないように
釘や接着剤を一切使わず、置くだけの工法。滑りやすい床の場合、
カーペットが動いてしまい危険なため、スリップ止めとして裏面に
下敷き材を使用する必要がある。
荒床などを下地として床板を張る場合に材の端同士を突き付けて、
板の端に釘打ちして留める。
板厚が本実加工や雇い実加工をするには薄すぎる場合、半分欠き込
みを入れて重ね、重ね部分の板の上から釘留めするもの。