レンガとコンクリート壁の間にモルタル詰めを行わず、金物のみで保持する工法。エフロレッセンスや外断熱のために行われる。英国などの古い建築も同様に、レンガによる二重壁の間にモルタルは詰めない。
レンガとコンクリート壁の間にモルタル詰めを行わず、金物のみで保持する工法。エフロレッセンスや外断熱のために行われる。英国などの古い建築も同様に、レンガによる二重壁の間にモルタルは詰めない。
レンガ添え積みともいう。コンクリート壁に沿わせて、引き金物などで保持しながらレンガを積むこと。現在のレンガ工事はほとんどすべてがこの方法で行われている。
組積工事。コンクリートブロックやレンガなどのメーソンリーユニットを積み上げて壁をつくること。インターロッキングブロックなどを用いた床工事も含む。
モルタルに混入してエフロレッセンス発生を抑制する混和剤。モルタルが硬化する際に内部の空隙に防水膜を形成することで塩類の溶解を防止する。
レンガの積み方、bond (ボンド)を指す。組積造に端を発する伝統的なパターンはタイル割りのもとにもなつている。
本来、開口上部をアーチ形状などにして、レンガだけで保持させることだが、転じてそのような意匠を指す。迫もち用に特別形状の異形レンガを用いることもある。
中国雲南省の大理という地名が語源。石灰岩が熱や圧力で変化して
緻密な結晶に変化したものを大理石というが、建築ではやや幅を拡
げ、やや成立ちの異なるトラバーチンやオニックス、蛇紋石なども
仲間に含めている。特徴として酸に弱いため内装用として使用される。
外装用の石材として最も広く使われている。本来は兵庫県の御影町で産する花崗岩を示すが、建材用の花崗岩や斑れい岩などを総じてみかげと呼んでいる。マグマが地中で冷え固まってできた岩石で、均質で強度が高く、大材が得られるため建材に向く。建築材料としては、一般に、花崗岩や斑れい岩などを含めて、御影石と呼ぶことが多い。