薄板状に採石しやすい安山岩で、耐圧強度が大きく耐火性もあり、テラス・浴室・玄関床・アプローチなどに使う。庭石の一種。長野県の佐久、諏訪地方から産出される板状の石で、赤みを帯びたものと青みを帯びたものがある。
薄板状に採石しやすい安山岩で、耐圧強度が大きく耐火性もあり、テラス・浴室・玄関床・アプローチなどに使う。庭石の一種。長野県の佐久、諏訪地方から産出される板状の石で、赤みを帯びたものと青みを帯びたものがある。
飛び飛びに配置された歩行用の石。敷石の一種。庭園の園路において美的な景観の効果を求めて配置された石。ぬかるみを避けるなどの実用面も兼ねています。
つる植物を絡ませるための鉄や木で作られた格子。洋風庭園特有の工作物で、幅の狭い板材等を格子状に組んで作ったもの。垣根や囲いによる目隠しの役割を果たし、ツル性植物を絡ませたりする。
砂利の一種。和歌山県那智山から勝浦の海岸に産する、光沢のある純黒色の砂利。大きさは、3~10cm程度で、黒砂利の中で最高級品。
家屋外周に設ける雨ざらしの縁側。建物の外側に設けられる雨ざらしの縁側。和室の掃き出し窓に設けられるのが一般的。
長年移植したことのない古い樹木を安全に移植するため、仮に根切りすることをいう。移植予定時期の半年から一年くらい前に、太い根を数本残して全体に根を切り詰め埋め戻して置く。移植予定時期までに小根を出させるのが目的。
一定の幅をもった直線形の敷石。形式的には、正方形や長方形の切石を使用した〝真の延べ段〟、切石のほかに玉石などを混用した〝行の延べ段〟、玉石などを敷き詰めた〝草の延べ段〟に分けられる。石敷きの一種。大小の自然石を使った石敷きで、たまに長方形の大きな石を用います。目地に陰影をつけ、目地の美しさを見どころとします。
屋根部分を格子状に組んだ棚で、ブドウや藤など蔓状の植物を這わせて歩道・通路・テラスなどに影をつくる。洋風藤棚。つる植物などを絡ませるため作られる工作物。実際には絡ませなくとも気分的なシェルターとして庭に設けられることも多い。洋風藤棚。つる植物などを絡ませるため作られる工作物。
レンガ・タイルの目地やコンクリートの表面に結晶化した白色の物質のことで、セメントの硬化で生成した水酸化石灰と大気中の炭酸カルシュウムが化合した炭酸カルシュウム。
スペイン風中庭。乾燥した気候では緑陰を作った中庭は快適な空間となるので、タイルなどで仕上げられスペイン風庭園の典型とされる。