形状としては丸鋼と異形鉄筋があり、鉄鉱石を溶解して、銑鉄を製
造する溶鉱炉からつくられる鋼材を高炉物[こうろもの]といい、
電熱によって加熱する電気炉からつくられる鋼材を電炉物[でんろ
もの]といいう。
形状としては丸鋼と異形鉄筋があり、鉄鉱石を溶解して、銑鉄を製
造する溶鉱炉からつくられる鋼材を高炉物[こうろもの]といい、
電熱によって加熱する電気炉からつくられる鋼材を電炉物[でんろ
もの]といいう。
工場など現場以外で組み立てられた鉄筋。
現場で組み立てられた鉄筋。
鉄筋の溶接継手には、ガス圧接法やアーク溶接法がある。アーク溶
接法は作業性がよく、鉄筋の収縮量が少ないため、先組みの鉄筋の
接合などに用いられる。機械式縦手にはねじ付き鉄筋、スリーブ圧
着法、スリーブ充填法、スリーブねじ締付け法がある。
柱筋・梁筋の主筋を束ねる状態で、主材に対して直角に帯状に配置
されている鉄筋。柱に使用されるものをフープ(帯筋)という。フ
ープを一本ずつ溶接したものもある。
RC造で主に曲げに対して効くように配置される鉄筋のこと。柱で
は縦筋、梁では横に走る鉄筋、床では短辺方向の鉄筋を指す。
コンクリート内に埋め込んだ鉄筋にカが作用しても引き抜けないよ
うに固定するための必要長さ。
各種スリーブや開口部に配筋され、構造体の強度を維持するために
必須である。窓開口部の四隅に発生する斜めクラックを防ぐための
補強筋や、仮設重量物を載せるスラブ補強筋などがある。
柱のフープに対し、梁に使用される鉄筋のこと。
らせん状に加工されたフープの一種。SRC造などで使われること
が多い。