板やボード張り仕上げの壁の下地を構成するためになど間隔で取り
付けられる平棒状の部材。木下地の場合の木製のものと、軽量鉄鋼
下地で用いられる鋼製のものがある。水平方向のものを横胴縁[よ
こどうぶち]、垂直方向のものを竪胴縁[たてどうぶち]という。
板やボード張り仕上げの壁の下地を構成するためになど間隔で取り
付けられる平棒状の部材。木下地の場合の木製のものと、軽量鉄鋼
下地で用いられる鋼製のものがある。水平方向のものを横胴縁[よ
こどうぶち]、垂直方向のものを竪胴縁[たてどうぶち]という。
クロス貼りや塗装仕上げの壁装下地として多用され、シージング石
膏ボードや強化石膏ボードなど、さまざまな種類がある。また、ボ
ードのエッジ(端の処理)からスクウェアエッジ、テーパーエッジ、
ベベルエッジに分類される。
見切りや家具に付けられる帯状の装飾的な部材の総称。
ボード張りの目地部分に取り付ける、細い棒状の目地材。材料はア
ルミ製やプラスチック製などで、形状も多種多様。
壁の入隅部に付ける細い部材。
フィニュッシユネイルともいう。頭の小さい釘で、ネイラと呼ばれ
る専用の電動工具で打ち込む。床や壁の見え掛かりの仕上げ材に打
ってもあまり日立たない。色は白、ベージュ、茶、薄茶の4色があ
る。
横手(よこて)ともいう。引き戸の竪框や柱が竪枠に接する見込み
部分を指す。フラッシュ戸ではこの部分の表面小口を一般的には突
付け張りにして納める。また、小口処理用のテープのことをいう。
コエマツ、ケヤキ、チークなどの高級樹種の原木から回転式切削機
械で薄く削り取った単板のこと。厚さにより薄突[うすつき]
(0.18~0.4mm)、厚板[あついた](0.5~1mm)、特厚[とくあつ]
(1~3mm) がある。切削方法と木取りによって柾目、板目などさ
まざまな種類がある。
天然木(ヒノキ、スギ、ケヤキなど)の薄い(0.2~1.0mm)単板を
張り付けた合板。突き板合板[つきいたごうはん]、練付け合板
[ねりつけごうはん]、銘木合板[めいぼくごうはん]などとも呼ばれる。
機械で、表面処理を施した合板のこと。カッターで表面に溝を付け
た溝付き合板、加熱ローラーで模様を型押しした型押し合板、装飾
や吸音効果のために孔をあけた有孔合板[ゆうこうごうはん]など
がある。