木目や柄をプリントしたプリント合板、塗装を施した塗装合板やウ
レタン樹脂などの合成樹脂で被服したオーバーレイ合板など、表面
に加工を施した合板。
木目や柄をプリントしたプリント合板、塗装を施した塗装合板やウ
レタン樹脂などの合成樹脂で被服したオーバーレイ合板など、表面
に加工を施した合板。
突き板を芯材や下地板に張り付けること。また、その製品を指す。
芯材の種類には単板や合板、集成材などが用いられる。
ポリエステル樹脂を塗布し、これを硬化させることにより表面に皮
膜を被せた合板。樹脂塗布オーバーレイ合板ともいう。
メラミン樹脂を染み込ませた紙を数枚重ねて硬化させたものを合板
の表板に接着させたもの。樹脂系オーバーレイ合板ともいう。一般
にデコラ板の商品名で呼ばれる。
エステル型の熱可塑性プラスチック板。強度があり、透明性が高い
ため、ガラスの代わりに用いられることが多い、浴室のドアやトッ
プライトなどに多用される。また、内部を中空にした、中空ポリカ
ーボネート樹脂板もある。ポリカと略称で呼ばれることも多い。
アクリル酸、アクリルを板状に加工したもの。一般的には、この一
種のメタアクリル樹脂板のことを指す場合が多い。透明度が高く、
接着性に富む。比較的、酸・アルカリなどに強く、軽量で強靭だが、
傷が付きやすく、有機溶剤に弱い。照明器具、看板、ドア、家具な
どに多用される。
ガラス繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastic)
の略。プラスチック樹脂にガラス繊維を混入させたきわめて強靭な
樹脂。各種工作物、家具などに使用される。
エコクロスともいう。天然素材を多く含む壁紙を用い、ホルマリン
を含まない接着剤で施工するエコロジー系の壁紙。植物繊維、珪藻
土、貝殻の粉、木材のチップなどの自然素材を利用した壁紙が各種
発売されている。また、接着剤もエコロジー志向が進み、’98年4月
に「壁紙及び壁紙施工用でんぷん系接着剤」のJISが改正され、ホル
ムアルデヒド放出量の基準値が引き下げられた。
主原料が紙の壁紙。パルプや再生パルプ、コウゾなどを原料として、
難然紙で裏打ちをし、プリントやエンボスなどの加工を施してつく
られる。塩ビやアクリルで撥水加工されているものも多い。紙壁紙
はビニル壁紙に比べ下地の影響を受けやすく、下地調整をしっかり
行わなければならない。
ビニルクロスともいう。塩ビなどの樹脂を原料とした壁紙。ビニル
壁紙は、日本の壁紙の全生産の90%を占めている。紙壁紙に比べ比
較的厚いため下地の影響を受けにくく、きわめて施工性が高い。ま
た、表面模様もプリントや型押し、発泡仕上げなど各種あり、バリ
エーションも多彩である。