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桐の歴史

Posted by on 日曜日, 9 7月, 2006

 日本では飛鳥時代に各地で桐を栽培するようになりました。日本ではもともと資源が少ないので重宝され、実用的には火鉢(燃えにくい)・下駄(磨耗に強い)・茶道具・小物入れ・衣類、美術品、宝石の収納箱・弦楽器の材料として琴、琵琶に使用されました。
 桐箪笥の製造は17世紀に始まり農家の副業として桐の植樹が盛んになり桐の生産性が上がっていきました。明治・大正と需要が拡大し昭和30年~45年頃までが生産量のピークでした。それからは手間のかからない合成樹脂を使った家具に地位をとってかわられ桐製品は弱体化しますが、総桐づくりの高級品が生き残ることになりました。
 現在では国内の桐の生産は少なく、中国・台湾・アメリカ・ブラジル・パラグアイから輸入されています。

桐の原産国

Posted by on 日曜日, 9 7月, 2006

 桐の原産国は中国です。中国では秦の始皇帝の時代から貢物の箱や装飾品の入れ物に使用されていました。つまり3000年以上も昔から人は桐の特性を理解して桐を原料に貴重品などを保存していたことになります。英語では桐のことをポローニア(PAULOWNIA)または、プリンセスツリー(PRINCESS
TREE)と呼ばれています。中国のお話で桐に鳳凰が巣をつくるといわれていて非常に高貴な木とされているそうです。プリンセスツリーの由来は、中国では鳳凰のことを皇帝の奥さんを示し皇后(プリンセス)からの例えということです。

桐の成長

Posted by on 日曜日, 9 7月, 2006

 桐の成長は約15年~20年と早く、昔から女の子が生まれると桐の苗を植えて嫁入りまえのとき伐って箪笥をつくり、嫁入り道具としてもたせるという習慣があったそうです。現在、建材用として多用されている松が約40年、杉・桧が80年を要することを考えれば非常に成長が早い木であることが分かります。

炭のマイナスイオン効果

Posted by on 木曜日, 29 6月, 2006

マイナスイオン効果
炭にはマイナスイオンを増加させ、副交感神経に働きかけ、心身をリラックスさせる鎮痛効果があります。炭を使用することでのマイナスイオン効果はモノが傷むのを遅延させる効果があります。

炭の有害電磁波の遮ヘイ効果

Posted by on 木曜日, 29 6月, 2006

有害電磁波の遮ヘイ効果
炭の原料である木はもともと電気を通さないが、高温で焼かれると、セラミックのように硬くなり、電気を通すようになる。備長炭を打ち合わせるとキンキンと金属音のような音がする。電気特性の面でも金属に近くなる。

炭の遠赤効果

Posted by on 木曜日, 29 6月, 2006

遠赤効果
炭は暖まると遠赤外線を発生する。遠赤外線とは、目には見えない暖かい光線です。遠赤外線が当たると気温、風、空気の状態に関わらず暖かくなる。その効果は身体の深いところまで行き届き、血行や新陳代謝を促す

炭のミネラル効果

Posted by on 木曜日, 29 6月, 2006

ミネラル効果
炭の元となる木は、土からミネラルなど必要な栄養分を吸いながら大きくなり、このミネラル成分は木の中に残ります。木を炭化することによって、さらに水に溶け出しやすいミネラル(炭酸塩、酸化物など)になり、水の中にこの炭を入れておくと、ミネラルウォーターのようになる

炭の脱臭効果

Posted by on 木曜日, 29 6月, 2006

脱臭効果
炭にある無数の孔による効果は、臭いの元となる空気中の汚れの成分や有害不純物を吸着するので、炭は脱臭効果をもつ

炭の浄化効果

Posted by on 木曜日, 29 6月, 2006

浄化効果
炭にある無数の孔は水の中の不純物を吸着します。炭についている有用微生物が分解し、科学物質を浄化する作用を持っています

炭の調湿効果

Posted by on 木曜日, 29 6月, 2006

調湿効果
炭を電子顕微鏡で見ると、数ミクロンから数百ミクロンの小さな孔が無数に縦横無尽にあいていて、この孔の表面積は1gの炭で約300㎡になります。この孔により水や空気が通過する時に、湿度が高いと湿気を吸収し、逆に乾燥している時はその水分を放出する加湿器のような役割をする。