鉄骨の建方工事で建入れ直し後に鉄骨部材の接合部分のボルトを仮
に締めて接合するときに使うボルト。
鉄骨の建方工事で建入れ直し後に鉄骨部材の接合部分のボルトを仮
に締めて接合するときに使うボルト。
一定のトルク値(締付け値)が得られることによって、ボルト先端
部分(ピンテール)が破断して、軸力が導入される機構の特殊な高
カボルトで、現在の、主流である。
ハイテンションボルト、ハイテンともいう。高張力鋼でつくられた
非常に強度の高いボルトで、摩擦力や引張力で接合する。摩擦接合
用高力六角ボルト、構造用トルシア形高カボルト、溶融亜鉛めっき
高カボルトがある。高カボルトの締付けは、
一次締め→マーキング→本締めの順で行う。
高カボルトに標準ボルト張力を与えるために、縮めること。
高カボルト接合において、一次締めが終了した時点で、鋼材・座金、
ナット・ボルトに白いマジックで直線を記入すること。一次締めの
完了後、ボルトとナットが共同り[ともまわり](一緒に回ること)
していないことなどを、マーク位置のずれを見て本締め完了の確認
を行う。
高カボルト接合において仮ボルトを抜き、すべての本締めボルトに
均等に所定のトルク値を与え、摩擦面間が完全に密着するように締
め付ける作業のこと。
山形鋼と銅板、銅板と鋼板を溶接などの接合法によって、I型に組
立られた鉄骨梁のこと。プレート梁ともいう。
プレート柱やプレートガーターなどのウエブ部分の座屈を防止する
ために、ウエブに添えて取り付ける補強用の鋼板のこと。比較的小
さいものをリブともいう。
箱型断面などの閉断面部材に曲げやねじれに対する補強材として山
部に配置する板。
現場の本溶接用として工場製作で取り付けておく仮設用のプレート。
鉄骨建方の際に部材相互のずれをなくしたり、開先の精度を保持し
たりする。本溶接施工中または本溶接後に切断する。