鉄、炭素合金銑鉄よりつくる。圧延はできないが、鋳造性に富む。
鉄、炭素合金銑鉄よりつくる。圧延はできないが、鋳造性に富む。
炭素量のみを調整して、特に合金元素を加えていない鉄鋼。少量の
ケイ素、マンガン、リン、硫黄が入っており、炭素含有量、各化学
成分の基準値が定められている。
鉄骨造建築物を対象とした建築構造用圧延鋼材。SS材、SM材に
比べて材料特性が優れているため、高価である。靭性や絞り性能な
どによりA、B、Cの等級がある。
溶接構造用圧延鋼材。衝撃性能によりA、B、Cの等級がある。
一般構造用圧延鋼材。リンや硫黄などの規定がなく、溶接には不向
きといわれているが、国産のSS材は通常の溶接によって割れが生
じることはほとんどない。
SS材を使用した柱用の冷間成形角形鋼管の規格。JIS認定品。
SS材に類似した鋼管の規格材。
BCPと類似の規格だが、製法が異なり、ロール成形品による。
SN材に相当するものとして規格されたコラム(柱)用の冷間成形
角形鋼管の規格で、プレス成形品によるもの。法37条2項による大
臣認定材。公共建築などを中心に需要が増加している。
耐火鋼。一般鋼材の耐力が350℃であるのに対し,600℃まで保証し
た鋼材。耐火被覆の軽減が図れるが、高価である。