熱加工製造によってつくられた高性能の鋼材。超高層ビル用の構造
用鋼材として採用されている。
熱加工製造によってつくられた高性能の鋼材。超高層ビル用の構造
用鋼材として採用されている。
コンクリートを内部に充填した鋼管で、通常の鋼管に比べ、変形に
耐えうる。CFTを用いた構造をCFT(コンクリート充填鋼管)
構造という。
柱に用いられる継目なしの遠心鋳造鋼管の商品名(製造:クボタ)。
山形鋼[やまがたこう]のこと。
溝形鋼[みぞがたこう]。Cチヤンともいう。
帯状の肉厚の薄い鋼材。幅は25~300mm,肉厚は6~30mm程度。平鋼
[ひらこう]ともいう。
鋼材規格証明書のこと。鉄骨工事では多数の鋼材を用いるため、単
一のミルシートではなく納入・切断された経路が追従できるように
裏書きされた裏書きミルシート方式が主流である。
錆や黒皮を取り除く処理。圧縮空気で吹き付ける粉粒の材種や大小
により表面の仕上がりが異なる。粉粒の材料別に、鋼球によるショ
ットプラスト、砂によるサンドプラスト、鋳鉄の細片によるクリッ
ドプラストがある。また,サンドプラストはガラスや大理石,金属
などの仕上げ手法でもある。
黒皮の剥がれた鋼材表面が屋外に自然放置され、発生した錆の色が
赤色を呈している状態のこと。錆皮状となって剥がれる浮き錆の状
態は、摩擦面として不適。
鋼材を熱間圧延するときに生じる黒い光沢のある硬い酸化皮膜で、
防錆効果をもつ。ただし,高カボルト接合の摩擦面や溶融亜鉛めっ
きにおける障害になるため,必要に応じてグラインダーやプラスト
処理,酸洗いなどで除去する。