荷重によって生じるひび割れ幅を制限する、PCa版の設計手法。
クラックコントロールともいう。
荷重によって生じるひび割れ幅を制限する、PCa版の設計手法。
クラックコントロールともいう。
有限要素法 (Finite Element Method)による解析。複雑な形状の
PCa版の構造設計を行う際に用いる計算手法。荷重の加わった板の変
形や応力が細かく求められるので、最適な板厚さや配筋を決定できる。
加工の済んだアルミ枠を順次現場に持ち込み、取付け場所で組み立
てる方式のカーテンウォール。わが国では標準的な取付け方法であ
る。現場環境や作業者の技能に品質が左右されやすい。
アルミ枠を工場で組み立て、ガラスやパネルまで取り付けたカーテ
ンウォール。ユニタイズドCWともいわれる。品質が安定し、現場
工程が短い、外部足場が不要、という長所があるが、価格はやや高
い。
ガラスカーテンウォールでの、ガラス端と枠溝底との間隔。層間変
位により枠変形が生じると、先にガラスと方立が接触し、次いで浮
き上がったガラスと上部の無目が当たってそれ以上変形できない限
度に達する。これよりエッジクリアランスが大きいほど層間変位追
従性が高いといえる。
ガラスカーテンウォールでの、ガラス面と枠溝内端との寸法。略し
て面クリともいう。
一部のユニットCWで使われる、フィン同士が噛み合う目地方式。
迷路効果で止水性が高まるうえ、二つの枠材が一体化して強くなる。
層間変位を受けたガラスカーテンウォールが平行四辺形に変形する
こと。ずれを許容できるだけの余裕が必要。ユニットカーテンウォ
ールでは、PCa版のようにスウエーやロッキングで変位を吸収する
設計方法もある。
熱伸びによってカーテンウォール部材が擦れて生じる有害な音。雲
間から太陽が現れただけでも大きな軋み音がすることがあり、重大
な欠陥になる。滑り材を要所にはさんで発音を防止する。
温度上昇に伴い部材が長手方向に膨張すること。